けやきのからだ。

AD/HD 手帳は二級。23さい

命だけを守られることが嫌だった。

精神科の閉鎖病棟に入院中、わたしは自分に対して強い無力感に襲われることがあった。
その無力感に対する支援は「命」と、「普通の生活」をおくるためだったからである。

わたしはどうしても、普通の生活を押し付けられて、「命」だけ守られることが嫌だった。

わたしは障害をもっているけれど、普通の生活を送ることに留まらない「生き方」がしたいのだ。

支援をする人は、その為に学び、生き甲斐を持っているように見える。
わたしだって、そういう風に【生きたい】と思った。

どんなに周りと馴染めなくても、
自分が求めるものを出来るようになる幸せに、自分を肯定出来るような気がした。
 そうなれば特別に「わたし」を求めてもらえるかもしれないとも思った。

命をまず保たせ、普通の生活をおくるためという理由と、定義があって支援がある。


けれど、命を大切にするあまり、人生をかえりみなくなることがあるんじゃないかと思う。


わたしはそれが嫌で、だったら特別じゃないといけないと思ってきた。

だから無理矢理支援を受けなければいけなかった入院中は、無力感ばかり感じていたのだ。